2022 12,19 15:21 |
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館長です。先日(令和4年12月8日)開催の第7回八重山オンライン将棋大会・2日目の結果について。
<大会結果> Sクラス 優勝:がろ(一般・ウォーズ10分四段) 2位:石垣 長武(一般・ウォーズ10分四段・石垣島) 3位:當銘 洋介(大学生・ウォーズ10分四段・東京) ※がろ氏は将棋系YouTuberのため居住地非公開 (大会詳細) Sクラスの参加棋力条件は”将棋ウォーズ三段以上(10分)、またはリアル四段以上”。 一般7名、大学生1名の計8名が参加。予選2ブロック~決勝トーナメント方式で実施。 実力者揃いのSクラス、予選から激しい戦いが展開されました。 注目は前回優勝のがろさん、過去3回優勝で殿堂入りの村山氏、そして優勝経験あり毎回上位の天藤氏、この3人を中心に他の選手がどう絡んでくるか?強豪同士の潰し合いもまた見ものです。 予選1組では當銘くんが、予選2組ではがろさんが、2連勝で早々に予選通過を決める。その結果、天藤氏と村山氏が決勝トーナメント進出をかけ予選3回戦で激突という展開に。村山氏が勝ち2勝1敗で予選通過。 もう一枠の3回戦は、はい、私(石垣)とidesenseの対決に。 私は今回初参加、YouTubeライブ配信で進行を行いながらの出場となります。「1回は自分も出てみたい」ということで今大会は2日制にしたのでどうせなら一局でも多く指して楽しみたいものですが、負けたら運営に専念できるという言い訳?もあります(笑)。 idesenseはご存知、地元の仲間。将棋大会やイベントではいつも2人3脚で活動、将棋の方もリアル・ウォーズともに何度も対戦してます。将棋の方は対抗型となり石垣が勝利し予選通過。 クジ引き抽選の結果、準決勝はがろVS村山、石垣VS當銘に。 がろVS村山は、がろさんの右玉に村山氏が端から猛攻をかけ駒損ながら飛車の成りこみに成功、がろさんも駒得を生かしての徹底抗戦。最後は時間切れでがろさんの勝利。 石垣VS當銘は師弟対決。成長中の當銘君、大分強くなっているようで予選では天藤氏にも勝利し早々に予選通過を決めています。戦型は対抗型となり、ミスを的確にとがめた當銘君が優勢に戦いを進めます。しかし相手の辛抱に勝負を焦り攻めが強引になってしまい、最後は時間切れ負けに。残念。 さていよいよ決勝戦、という所で参加者からチャットで「3位決定戦も見たい」のコメントが。 互いに知っている同士なので「それもありか」と両名に呼びかけ合意得られたので、急遽3位決定戦も行うことに。 村山氏のゴキゲン中飛車に當銘君の超速となり序盤早々乱戦に。優勢の村山氏だったが寄せを焦りミスが。當銘君が勝負強さを見せ最後は即詰みに討ち取り勝利。3位入賞を果たしました。 決勝戦はがろVS石垣。 石垣の振り飛車にがろさんの右玉。戦いづらさから石垣が少し無理気味に動いていくも右玉スペシャリストのがろさんは自然に対応しチャンスを待つ。苦しい展開の振り飛車側はさらに動いていくが右玉ゆえの特異性もあってまわしに手がかからない。最後は飛車切りからの即詰みに討ち取られ投了。 がろさん見事2大会連続の優勝となりました。おめでとうございます。 (総評) 今回初めて出場して感じたのですが、同じ将棋ウォーズでも普段の野良対局(通常対局)とは全然違いますね。大会でもあり、相手がどこの誰か知らないとしても同じ選手、リアル対局のような緊張感や怯み、焦り、油断、なども強く感じました。普段の将棋ウォーズはいかに気楽に指しているかってことですな。私も参加選手の気持ちも少しわかって有意義な大会となりました。 さて初日、2日目を通して課題もありました。来年も3回開催を予定していますので、運営にも工夫をしていきたいと思います。 何にせよ、参加者の協力があって成り立っている大会です。今後とも「主催者と参加者で共に作り上げる大会」という思いで、引き続き応援・協力いただけますよう、お願い申し上げます。 以上、第7回八重山オンライン将棋大会の結果報告でした。 参加の皆様、ありがとうございました。 PR |
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2022 12,12 14:22 |
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館長です。先日(令和4年12月11日)開催の第7回八重山オンライン将棋大会・1日目の結果について。
<大会結果> Aクラス 優勝:高橋 潤(一般・ウォーズ初段・石垣島) 2位:高橋 紡(真喜良小4年・初段・石垣島) B クラス 優勝:長倉 未幸(大淀小2年・ウォーズ2級・宮崎県) 2位:望月 晧太(大宮小4年・京都府) (大会詳細) ●Aクラスは将棋ウォーズ二段~1級のクラス。一般3名、中学生1名、小学生2名の計6名による総当たり戦で実施。 大会は全勝で突き進む高橋姉弟が4回戦で激突。地力に勝る弟が勝利し全勝のまま最終戦を迎え、最後の相手はなんとお父さん。戦いは居飛車対振り飛車の対抗型となり紡くんが優位に立つも、一瞬の隙をお父さんが捉え猛攻。これが致命的なミスで取り返しのつかない局面となってしまい紡くんあえなく投了。全勝優勝の目が消え、これで1敗が3人に。 最終局、姉のikoiさんがodnetworkさんに勝つと3者同率三つ巴の再試合となるところだったが敗れ、1敗者は2名に。”同率は直接対決の勝者が上位”のルールのため、親子対決を制したお父さんの優勝となりました。 父親の威厳を示した高橋さん、おめでとうございました。 ●Bクラスは将棋ウォーズ2級以下のクラス。一般2名、中学生1名、小学生4名の計7名による予選2ブロック~決勝トーナメント方式で実施。 予選を2連勝通過した長倉さんと望月くんがその勢いのまま決勝戦へ。長倉さんの四間飛車に望月君の右四間飛車という戦いに。互いにミスがありつつも望月君が若干有利な展開で進んでいた中盤、長倉さんに”角捨て王手から飛車の素抜き”の豪快な決め手が出て形勢は一気に逆転。以下はそのまま押し切った長倉さんの勝利、3回目の出場での初優勝となりました。おめでとうございました。 敗れた望月くんは残念でした。次回また再挑戦を。 各クラス優勝の皆さん、おめでとうございました。 後日、ご自宅へ賞状と副賞をお送りさせていただきます。・・が、当日もアナウンスしましたが大会はまだ12/18のSクラスが残っております。 Sクラス終了後にあわせての発送となりますので、しばしのんびりお待ちください。 また大会の総評も後日Sクラスの結果報告と合わせて行いたいと思います。 以上、大会1日目の結果報告でした。 |
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2022 11,28 14:05 |
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館長です。11月は”八重山将棋まつり”もあり、なんだか慌ただしい日々でした。
また10月末には急遽行われた高田七段の指導対局会、将棋まつり前日には恒例の棋士派遣要請で来島の中村六段による指導対局会と、約半月の間に2回もプロの先生から教わる機会をいただき、両先生にはあらためて御礼申し上げます。 いやしかし、贅沢ですな。生徒たちが羨ましい、私が指導受けたかったくらいですよ。 「私が子供の頃にはそんな機会は・・・」、「そもそも自分が子供の頃は・・」と、ついしょうもない愚痴を言いたくなってしまいますが止めておきましょう。(^^; 今後も子供たちに学びの場を提供していけるよう、頑張りたいと思います。。 (11月の昇級) ・彩力くん 7級→6級 ・光正くん 10級→9級 昇級者は以上でした。 彩力くんは教室通いを週1から週2に増やしてやる気UP中、その成果が出てきたかな。最近は級位上位の生徒にも勝つことが増えてきました。この調子で年内にもう一つ昇級を目指そう。 ただ、普段から注意していますが、駒を持ったまま考える癖を治しましょう。「指す前に考える、指したらすぐに手を離す、腕を盤の前に出さない」これが出きるようになれば確実にまた一つ力がアップします。意識していこう。 光正くんは先月入会で今回初めての昇級、おめでとう。 まだ園児ながら大駒の使い方が上手になりました。王様捕まえるのはまだ苦手みたいですが、今のレベルなら十分です。来年は少し上のお兄さんたちを脅かす存在になるかも・・?。この調子で頑張ろう。 今回昇級できなかった生徒は年内に一つ上がれるよう、取り組んでいきましょう。 (トピック) 長年教室に通ってくれた桃香さんが今月で卒業となりました。 中3なので今後は受験勉強に励むとのこと。通常だと中3に上がった時点で卒業していてもおかしくなかったわけで、館長としても「よくここまで続けてくれた。ありがとう」という思いです。 彼女は小3の2月に入会。約6年、ほぼ休むことなく通ってくれました。10級スタートで6級まではあっという間に昇級を重ねましたがそこで停滞。しかし腐ることなく仲間たちと仲良く切磋琢磨し力を付け、仲の良かった生徒たちが色んな事情で去っていき、女子生徒が減っていく中でも一人目標に向かって継続。そして昨年初めての県大会(中学選抜女子の部)で優勝し全国大会出場を成し遂げました。さらに今年も同大会で優勝し連覇、一つの時代に名を残す成果を出してくれました。 まさに「継続は力なり」です。ご家族の支え、叱咤激励もあってのこととは思いますが、その姿勢には頭が下がる思いです。 小さい子たちの面倒もよく見てくれましたね。「君たち、桃香姉さんに甘えすぎ」と思わず突っ込みたくなる子も(笑)。私以上にその子たちが寂しがるかもね。 これからは当面は受験勉強、そして来春からの高校生活を充実して楽しく過ごしてもらいたいと思います。将棋の方は本人次第ですが、「生涯、ただの素人にはまず負けない」棋力は身に付けました。長い人生、この6年間で学んだことが何かの役に立つこともあるでしょう。今後の活躍、応援しています。 さて卒業する生徒がいれば入ってくる生徒もいるということで、今月は3名の新しい仲間が加わりました。以前の賑わいにはまだ程遠いですが、少しずつ生徒同士で切磋琢磨できる環境に近づいてきたかな。 海駆人、洋介、桃香に続く、第4の県代表出現も期待。 まあ、いつも言ってるのですが「実力がつけば後から結果は付いてきます」。目先の勝ち負けにこだわらず楽しんで棋力向上するのが一番です。楽しんで将棋指しましょう。 以上、11月の教室の様子でした。 |
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2022 11,02 19:35 |
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館長です。オンライン大会ファンの皆様、お待たせしました。
今年最後の大会、『第7回八重山オンライン将棋大会』の日程が決まったのでご案内させていただきます。 ★大会名:第7回八重山オンライン将棋大会 主催:八将館こども将棋教室 将棋ウォーズ10分切れ負けによる、オンライン(ネット)将棋大会です! ◆日 時:令和4年12月11日(日)Aクラス以下、および18日(日)Sクラス どちらも13:00~17:00 ◆会 場:なし。オンライン対戦アプリで対局可能な場所から参加。 ※運営本部は八将館こども将棋教室 ◆参加費:¥500- (八将館へ持参、または郵便口座振込、その他) ◆参加資格:年齢・棋力不問(クラス分けあり)。将棋ウォーズで対局でき、YouTube視聴が可能な事。 今回は初のクラス別2日制の大会となります ◆申込み:要事前申し込み Aクラス以下(ウォーズ二段以下~級位者クラス)は12/3締切 Sクラス(ウォーズ三段以上またはリアル四段以上)は12/10締切 ※(どちらも定員に達し次第締め切り) ◆申込方法:メールにて八将館こども将棋教室(hasshokan2@gmail.com)へ以下の事項を記入し締切日までに申込み ・氏名(ふりがな)・学校学年(一般は年代)・住所・TEL・棋力・将棋ウォーズアカウント名 *棋力の分からない方はご相談を。「初心者」、「ウォーズでは○級」、「大会ではBクラスに出たことがある」など情報があれば記入してください。 ※個人情報の取り扱いについて 住所は各クラス優勝者へ副賞発送のため、電話は大会運営時の問題発生時に対応のため情報提供をお願いしております。当大会運営以外での使用は致しません。 大会内容については下記の大会ポスター参照 (クラス分けについて ・クラス分けはS(リアル四段以上)、A(ウォーズ1級以上)、B(ウォーズ上級者)、C(ウォーズ中級者以下)を予定していますが、申し込み状況により各クラスの段級規定やクラス分けが若干変更になる場合があります。主催者判断に一任いただけるようお願いします。 ※前回までの大会で優勝した方は一つ上のクラスとなります。 ※出戻り参加可⇒過去大会で優勝し一つ上のクラスに一度は出場されたことのある方で、上のクラスの規定段級に達していない方は下のクラスでの再挑戦可(エントリー状況によっては不可の場合もありえます)。 リアル段級および確定した将棋ウォーズ段級でのエントリーで過少申告が無いようにお願いします。 ・申込多数の場合は参加制限を行います。ご了承ください。 (お願い・注意事項) ・当日はYouTubeライブで運営しますので参加者は視聴をお願いします。 ・棋神やソフト指しは厳禁です、もちろん観戦者の助言もNG。通常の大会と同じくフェアプレー精神で対局に臨んでください。 その他、大会内容はいつも通り。初めての方や不安な方はお問い合わせを。 当日の進行や対局予定、詳細については運営側より、大会前に申込者へメールにて連絡いたします。 不明な点は主催者までお問い合わせください。 ★問合せ・申込:八将館こども将棋教室(TEL0980-87-5015/メールhasshokan2@gmail.com)石垣まで。 以上、大会のご案内でした。 (以下大会ポスター参照) |
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2022 11,01 21:55 |
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館長です。この日曜には八将館主催の1Day将棋道場も終わり、来週には立場を代え八重山支部の事務局長として八重山将棋まつりの準備もありで、しばらくは忙しい日々です。
「同じ将棋イベント、同じようなものでしょ」と言ってしまえばそうなんですけど、責任の所在というか立場が違うので、やっぱ違うんすよね。 ■今回は教室と道場の違いについて理解いただきたいというお話し。 先日開催した1Day将棋道場のように「将棋道場」とは誰でもいつでも参加できるのが道場です。 全国的にもほとんどの場合予約も不要ですし、営業時間内の好きな時間に行って、当日分の席料を払って組まれた手合いで対局するのが道場です。 まれに先生的な人がいて教えてくれる場合もありますが、基本は指導などはなくお客さん同士の対局のみです。 では教室とは?。将棋を指すのは同じですがこれはいわゆる塾のようなものと思ってもらえばよいかと思います。 生徒は月謝を払って参加します。教室の場合は必ず講師がいて、生徒一人一人に対し指導(課題の指示)をしたり対局したりします。もちろん生徒同士の対局もあります。 厳格な規定があるわけではないので、教室ごとにスタイルは違いますが、基本は塾や習い事レッスン同様に先生が生徒に教える、そういう形態とご理解ください。 なので基本は突然の参加希望の来校はお断りしております。 学習塾やピアノ教室、空手道場に当日突然行って「今日だけ参加させてくれ」とはならないですよね。そういうことです。 講師側も「今日はこのレベル対象に大盤使って戦法の指導しよう」とか「この子は今日こそ○枚落ちを卒業しそうかな」とか考えて、準備しているのです。他の習い事同様に一人一人をしっかり見る責任があるのです。 これまでは島外からの突然の来校についても(せっかく遠くから来たのだからと)出来るだけ受け入れる努力はしてきましたが、そのために生徒の指導へ影響が出てしまっては生徒にも親御さんに対しても申し訳ないことになります。 かと言って、生徒以外の参加は全てお断りということではありません。 前もって、事前にご連絡いただいてその日が教室の状況的に受け入れ可能と判断できる場合は対応致します。ただ、事前にご連絡いただいても参加をお断りするケースもあります。 「なんだあそこは、せっかく行ったのに断られた」と不満をもたれてもこちらも困ってしまいます。。。(-_-;) 当教室は”道場”ではなく”教室”なので、その辺はご理解いただきたいと思います。 (以前、シニア世代の方が教室休みの日に「ここ将棋指せるんだろ。指させてくれ」と突然来たことも。。。NG項目多すぎ(笑)) まだまだ道場と教室の違いを認識されていない方も多いので、あらためてご案内させていただきました。 長々と失礼。誤解してほしくないのですが決して当教室が排他的ということではありません。「生徒以外の少年少女や一般成人、誰もが将棋を楽しめる場も提供したい」という思いもあって、先の1Day道場のようなイベントも開催しているのです。 今後とも当教室の活動にご理解ご支援いただけるようお願い申し上げます。 ・・・いやしかし、ホント長いね(^^;。失礼しました。。 |
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