2021 02,01 16:10 |
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館長です。『第2回八重山オンライン将棋大会』が昨日(1/31)開催され、無事終了することができました。
参加された選手およびYouTubeライブ配信をご視聴いただいた皆様、ありがとうございました。 <大会結果> Sクラス 優勝 :村山 秀明(一般・五段) 2位:伊舎堂 義(一般・五段) Aクラス 優勝 :當銘 征三郎(大浜中3年・八将館青二段) 2位:玉里 大育(一般・1級) Bクラス 優勝 :野國 未莉(新川小6年・八将館3級) 2位:野國 昌樹(一般・ウォーズ2級) (大会詳細) Sクラスは一般3名、高校生1名の計4名の高段者が参加し総当たりリーグ戦。 今回は申込者の中からリアル四段以上に絞ってSクラスを編成。ある意味全員に優勝のチャンスがあり、同率三つ巴の再決戦もありうるかと予想していたのですが・・・結果は村山さんが3連勝で圧巻の優勝。 流石は新潟県代表経験者。得意の勝ちパターンに持ち込んでからの持ち前の剛力をいかんなく発揮、島の強豪達をなぎ倒しました(~_~;)。 ※氏は館長の古い友人で、新潟在住ながら八重山支部会員でもあります。 石垣島の実力者・伊舎堂さんが2勝1敗で2位に、高校生の當銘君が3位、前回優勝の井手さんは最後まで調子出ず4位。 Aクラスは一般4名、中学生1名、小学生2名が参加。上は三段〜下はウォーズ1級と、割と棋力の幅があるクラスではありますが、将棋ウォーズ10分切れ負けなので勝負は分かりません。予選を2ブロックに分けて、2勝通過2敗失格〜決勝トーナメント方式。 そんな中勝ち上がってきたのが1級の玉里氏。有段者を次々破り今大会最大の台風の目に。準決勝では優勝候補の一角、小学生の喜納君を撃破、あれよあれよと決勝戦まで進出。 一方の山から勝ち上がってきたのはこれまた優勝候補の中学生・當銘君。玉里氏の飯島流引き角VS當銘君の向かい飛車という展開に。中盤玉里氏が優勢になるも決めきれず、勢いもここまで。。次第に當銘君が地力を発揮し最後は一気の寄せで優勝となりました。 Bクラスは一般1名、中学生2名、小学生3名の計6名。(内3名は女子選手!) 上は将棋ウォーズ2級〜下はリアル4級まで。こちらは総当たりリーグ戦で5局戦ってもらいその勝敗で優勝を決めることに。 順調に白星を重ねる野國親子、直接対決で雌雄を決する展開に。 娘さんの中飛車にお父さんの嬉野流と、互いに得意戦法で激突。お互い足を止めての殴り合いの末、お父さんが勝ちの局面を迎えるも決めきれず、逆に娘さんの怒涛の寄せがさく裂し即詰みに。全勝の未莉さんが優勝、1敗のお父さんが2位という結果になりました。 また大会自体が初出場ながら、ウォーズ3級の腕前で勝ち越しの成績を残した憩さんの活躍も光りました。 (総評) 昨年6月に初開催のこの大会、今後を見据え大会規定を色々と試してみようということで、参加枠から八重山限定を外しましたが結果、地元15名、本島から1名、新潟県から1名ということに。 次回以降も交流の意味で、もう少し地元以外の参加枠を増やしたいという思いもありますが、まだ暫くは試行錯誤が続きそうですね。 前回大会の経験も踏まえ「より参加者に分かりやすく」しようと多少の改良も加えたのですが、運営者が一人だと中々効率化しづらい部分もあり、これもまた課題です。 ただ今回も、参加者一人一人が主催側の意図を汲み取って協力いただいたので、成功することができました。 参加選手の皆様、応援のご家族の皆様、ご視聴いただいた皆様へ、あらためて御礼申し上げます。 今大会は参加費アリで参加賞を準備していますが、この辺もまた色々意見を集め、見直していきたいと思います。 ※参加者へは後日参加賞を郵送または手渡し致します。 さて、次回は6月頃の開催を予定しています。もちろんリアル大会が本番というかメインですが、オンライン大会もまた違った面白さがあります(という参加者の声も多数)。皆様から色々とご意見をいただいて、より良い大会へと成長させていきたいと思います。 以上、第2回八重山オンライン将棋大会の結果報告でした。 PR |
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