2022 02,07 22:36 |
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館長です。八将館主催『第5回八重山オンライン将棋大会』が令和4年2月6日に開催され、無事終了することができました。参加された選手およびYouTubeライブ配信をご視聴いただいた皆様、ありがとうございました。
<大会結果> Sクラス 優勝 :村山 秀明 (一般・五段・新潟) 2位:井手 悌二 (一般・四段・石垣島) A1クラス 優勝 :大濱 晟椰 (一般・初段・石垣島) 2位 :久場 惇稀 (城西小6年・2級・沖縄) A2クラス 優勝 :佐々木 奏翔 (桐蔭中1年・1級・神奈川県) 2位 :具志堅 桐弥 (古波蔵小3年・3級・沖縄) Bクラス 優勝 :野國 昌樹(一般・ウォーズ2級・石垣島) 2位:我如古 誠(一般・ウォーズ3級・石垣島) ※段級は本人申告のリアル段級。不明選手はウォーズ段級表示 ※成績同率は直対結果で勝者上位。 (大会詳細) Sクラスの参加基準は『リアル四段以上、またはウォーズ三段以上かそれ同等の棋力および過去大会Aクラス優勝者』。一般4名、大学生1名、中学生2名、小学生1名の計8名で争う。予選を2ブロックに分けて2勝通過、2敗失格、~決勝トーナメント方式。 前回優勝の村山さんと、実力者の井手さんが2連勝で早々に予選通過し、その勢いのまま決勝戦へ進出。 この両名、練習対局では将棋ウォーズで何度も対戦しており、両者振り飛車党のため毎回戦型は相振り飛車となる。 決勝も相振り飛車となり、井手さんが穴熊の守りに小ミスが出てそれをしっかり咎めた村山さんがそのまま攻め倒し勝利。前回大会に続いての優勝となりました。 A1クラスは上は(リアル)三段まで、下はウォーズ初段以上でクラスを編成。一般3名、中学生1名、小学生2名の計6名による総当たり戦。 全体的な星の潰し合いが続く中、一人全勝で勝ち進む19歳の大濱さん。最終戦には敗れてしまったが、単独4勝1敗の成績で見事優勝を果たす。 次点には3勝2敗が2名。直接対決勝者の久場さん(小6)が2位に入賞となりました。 A2クラスは将棋ウォーズ1級の選手のみでクラスを編成。A1と同じく一般3名、中学生1名、小学生2名の計6名による総当たり戦。 こちらもまた壮絶な星の潰し合いが展開され、最終的に4勝1敗の同率トップが2名。 大会規定により、直接対決勝者の佐々木さん(中1)が優勝。具志堅さん(小3)が2位となりました。 Bクラスはリアル・ウォーズともに2級以下の選手が参加。一般3名、中学生2名、小学生2名の計7名。Sクラス同様に予選を2ブロックに分け、2勝通過2敗失格~決勝トーナメント。 準決勝は小・中女子選手VS40代大人という顔ぶれになり、女子選手勝ち上がりへの期待が高まるも、結果は経験に勝る大人選手がそれぞれ勝ち上がる。。 決勝戦では過去2回Bクラス準優勝の野國さんが、「将棋はこれ一本」という”嬉野流”で果敢に攻め込む。 初出場の我如古さん、片矢倉からのじっくりした駒組で嬉野流の攻めを受け止めようとするも、中段玉の構想がたたり受け一方の展開に。。最後は必敗形に追い込まれ時間切れ。 野國さんが悲願の初優勝となりました。 各クラス優勝選手の皆さまおめでとうございます。 後日、ご自宅宛てに賞状と副賞の石垣牛をお送りさせていただきます。 以上、大会の結果報告でした。 ■総評 今大会は第5回記念ということで、初めての試みとなりますが協賛を募って優勝賞品を豪華に、クラスも4クラス開催を目指し告知等行ってきました。 結果、参加者総数27名と過去最多のエントリーがありました。 内訳は地元石垣島13名、宮古島1名、沖縄本島7名、他県6名(鹿児島、宮崎、神奈川、東京、新潟)と、幅広い地域の方から参加がありました。ちなみに最年少は小1~最年長は60代(内、女性選手4名)。世代も幅広く、地域間・世代間の交流ができたかなと思います。 ライブ配信ではこれまた初めてですが開始前と途中で協賛企業様のCMを流したりしましたがいかがでしたでしょうか?。 進行に終われる中で多少むりやり突っ込んだ感はありましたが、配信者としてはとりあえずノルマは果たせたかなという感じです。(ちなみに学習塾と中国料理店のCMは館長の自作です(-_-;)) 大会運営自体は参加選手皆様の協力もあって、トラブルもなくかなりスムーズだったと思いますが、配信の内容については反省も多く、一人での運営・配信に多少限界を感じつつありますが、それもまた今後の検討事項としたいと思います。 大会方式については参加人数にもよるので、今回はSとBクラスは予選~決勝トーナメント、A1とA2は総当たり戦となりました。 当初はBクラスを2つに分けたいと予定していたのですが、思いの外エントリーが少なく、従来のAクラスに該当する選手のエントリーが増えたので、Aクラスを2つに分けることとしました。 当大会では通常の大会と違って、「できるだけ棋力の近い同士で勝負を楽しんでもらいたい」の考えのもと、主催者判断でクラス分けを行っております。 ある程度は適正なクラス分けが出来ているとは思うのですが、どうですかね?ご意見いただければと思います。 さて、長く続いたこの自粛騒動もそろそろ出口が見えてきたかな・・・?という感じで、これからはリアル大会も徐々に復活してくるでしょう。。2年前の緊急事態宣言をきっかけに始めたこのオンライン大会ですが、一定の役割は果たせたかなと思っています。 私もオンライン大会を開催したことで”新しい発見や学び”がたくさんありました。石垣島にいながら全国の将棋ファンと繋がることができたのは大きな成果だったと思います。今後はリアル大会の代替大会というだけではなく、オンラインならではの特性・優位点が求められるんだろうと思ったりもします。それがどのような形なのかはまだ分かりませんが、応援くださる皆様と共に作り上げていければなと思います。 ということで、毎度のことながら次回はまだ未定ではありますが、次回開催の際はまた多数ご参加いただければと思います。。 あらためまして最後に。 参加の皆様、ご家族・応援の方、ご視聴いただいた皆様、協賛協力の皆様、大会へのご支援ありがとうございました。 PR |
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